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診療 鼻の手術
手術を受ける際の知識とは
鼻を高くするために使用する組織、材料

鼻は、顔の中心にあり、目や唇のように頻繁に動く組織ではないので、その形が顔の印象−特に頑固だとか、冷たい印象だとかの性格的な要素−を表現する事になります。鼻の上1/3は鼻骨で出来ており、下2/3は2種類の軟骨フレームから成り立っています。

従って鼻骨の修正を扱う場合は鼻先の場合と違って全身麻酔をします。目の手術と違って腫れが目立ちにくい組織ですが、鼻先の修正などで血腫が生ずると目的とする形に出来ない事があります。従って、手術直後の圧迫や固定、アルコールの禁止などが重要です。

また手術を何度も続けると拘縮の為に短く上を向いた鼻(鞍鼻)になってしまいます。鼻腔内からの切開が多い手術なので花粉症のある方は季節の選択も大事です。



鼻の根本(鼻根部)を高くする

鼻の根本が低い場合は、鼻骨だけでなく前頭骨も低い場合が多く、これをインプラントのみで修正しようとすると、横顔で鼻の始まりが異常に高い位置になってしまい不自然になります。

鼻を高くするという手術において残る問題が鼻根部から眉間にかけての高さをいかに調整するかと言うことです。簡便な方法としては、注射で軟部組織の量を増やすヒアルロン酸やコラーゲンなどの吸収性基材があります。これは4-6ヶ月で完全に消失してしまうので、シュミレーション的な利用の仕方が良いでしょう。

アクリルハイドロジェルを含むヒアルロン酸などのように、40%ほど残る基材もありますが、形がシャープになりにくい欠点があります。骨に近い成分としてはリン酸カルシウムを基材としたハイドロキシアパタイトの顆粒があり長期的な安定を希望するのであれば有用です。これは鼻腔内から鼻根部に挿入します。



鼻筋を整える(鼻背部の修正)

鼻背部は鼻骨と軟骨(舟状軟骨)の境界部を含み段差の現れやすい場所です。この部分が上向きにカーブしている(わし鼻)と男性的、あるいは頑固なというイメージを持たれると言われています。西洋で最も多い鼻の手術はわし鼻の修正です。逆に極端に下向きにカーブする場合は団子鼻、鞍鼻と呼ばれる状態で、これは東洋人に多く見られます。遺伝的な要素に加え、事故等による鼻骨を支えている篩骨の骨折が生じた場合でも起こります。鼻背部の修正で大事なことは鼻尖部、鼻根部と共に修正を行う場合が多い事です。また鼻骨が関与する場合は鼻骨骨切りという手段が必要で全身麻酔が必要になります。


団子鼻、わし鼻を治す(鼻尖部の修正)

鼻尖部は翼状軟骨と呼ばれる左右対となった軟骨で形作られる部位です。東洋人の鼻先は皮膚が厚く皮下の結合組織の量も多いので尾翼軟骨による形が出にくい事が特徴です。このことが安易にインプラントを使用する理由にもなっています。※シリコンインプラント参考。インプラントを使用せずに鼻先を縮小する、シャープなラインを出すという手術が実は一番難しいのです。鼻先が大きい(鼻尖部の幅が20mmを越えると大きな鼻先としての印象をうけます。)理由は翼状軟骨が離れている場合と翼状軟骨が大きい場合があります。前者は祖軟骨間の結合組織を切除し引き寄せる手術がよく、後者は軟骨の一部を切除します。





シリコンインプラントによる隆鼻術
隆鼻術(鼻を高くする手術)に使用される素材にはシリコンインプラント、耳介軟骨、肋軟骨、肋骨、腸骨などがあげられます。中でもシリコンインプラントは美容外科での隆鼻術に多用されます。シリコンインプラントの欠点としては、

1:感染に弱い事(鼻毛を抜いたり花粉症などの鼻の粘膜の炎症で毛根が化膿すると挿入したインプラントに炎症が波及する事があります)。

2:高い鼻を希望する場合や、年を重ねていくと皮膚の皮膚が薄くなったりインプラントの境界が目立つ場合があること。

3:長期の経過でインプラントの周囲に石灰化が生ずること。

等が報告されています。ではなぜこの素材が多用されているかと言いますと手術方法が比較的簡単で高さや形の調整が容易に出来るからです。その他の方法が体の一部に傷をつけて材料を採取する必要があるのに対して、シリコンの場合はそれがないことも利点の一つと言えるでしょう。最近は新素材としていくつか開発されていますが、評価のほうはまちまちです。

シリコンインプラント以外の素材として、耳介軟骨は鼻の軟骨と同じ種類で移植した感触は一番自然です。但し耳の軟骨は本来曲がっているので、鼻尖部や、鼻柱部を高くする場合に使用する程度が良いかと思います。肋軟骨は固い軟骨で細工はしやすいのですが、さわった感じは骨を入れた状態とさほど変わりません。鼻先を曲げることは不可能ですし胸に傷が付くという欠点があります。肋骨、腸骨も同様で、加えて細かな細工が出来ません。従ってこれらの組織を使用した隆鼻は交通事故などで鼻骨の陥凹や変形があったり、先天性鞍鼻など、形成外科領域での手術が対象になると思います。


小鼻をなおす(鼻翼の修正)
小鼻の修正の理由は小鼻が大きすぎる場合や、鼻の穴を小さくしたい場合などです。そのほかに小鼻の膨らみをとりたい場合も小鼻の根本(尾翼基部)に切開を加えます。傷が見える位置にあることが欠点です。ほとんどの場合で目立つことはないのですが、脂腺の多い方では赤くなり易い傾向があります。

 

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