百人町アルファクリニック
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診療

輪郭形成
手術を受ける際の知識とは
おでこの輪郭を整えるとは

おでこの輪郭は男性の場合眉毛隆起と呼ばれる眉の上の脹らみをなだらかにしたい等の部分的は希望が多いのですが、女性の場合はおでこ全体の形を緩やかな凸の曲線にしたいとか、おでこの広さに関する悩み等、全体的な形の修正の希望となります。

正確に修正するためには冠状切開とよばれる頭皮内を広く切開しおでこの骨を展開する方法が用いられます。但しこの方法は傷跡が長く、前方に設定すると髪型で気にする方もいます。
ですから多少手術に時間がかかっても後頭部からの冠状切開で手術することをすすめます。具体的な手術の内容は眉毛隆起部の骨を削り前額中央で見られる浅い陥凹部をアパタイトで修正するという方法を行っています。

使用する材料には他にシリコン版、ボーンセメント等がありますが、安全性、安定性ではアパタイトが良いと思います。こめかみの陥凹は側頭筋の上部になるため骨膜を弁状に重ねてボリュームを出しています。



頬のでっぱりを治す(頬骨の修正)

頬骨は顔の中央を構成する骨で手術の対象になるのは頬骨隆起部(ほほの最も盛り上がっている部分)と頬骨弓部(こめかみまでの部分)です。
この手術は日本で最初に報告され、現在でも韓国や日本で多い手術の一つです。

短頭型のアジア人では頬の隆起は正面で強調されるため顔が大きく粗野に見えるという事ですが、正面での輪郭に最も影響を与えるのは事実です。

手術は隆起部は口腔内より行い、弓部はもみあげの毛生え際か、頭皮内を2cmほど切開して修正します。特に頬骨弓部は厚さが7mmもないので内側に折り曲げて出っ張りを取るという方法で行います。
隆起部の削除は年齢によっては頬の脂肪が落ち鼻唇溝が深くなり老けたような印象になることもあります。頬骨弓部の末端になる顎関節部は機能上修正出来ません。

手術は全身麻酔で行い、3日間は圧迫固定を行います。この固定は術後の腫れを最小限に抑える意味で重要です。合併症としては上顎洞(副鼻腔への)感染、血腫、神経麻痺などがあります。



えら、したあごの大きさを治す(下顎骨の修正)

えらとは下顎骨(したあご)、下顎角部の俗称です。

えらの部分には咬筋と呼ばれる強い筋肉が付着しており、固い物を食べる様な生活習慣で咬筋が発達するとこれを支えるえらの部分も発達することになります。この場合は咬筋のもう一方の付着部である頬骨も発達するのでえらが張っている顔には頬骨が出ている場合が多いということになります。もちろん遺伝的な要素もあります。

えらの修正には正面から見た厚さの修正と、横顔からみた顎の輪郭の修正が必要です。従って外版と呼ばれる骨の表面の緻密質を削りながら、えらの部分を切る手術が行われます。骨切りの中では難しい手術に入ります。顔面神経を傷つけないよう、不十分な骨切りで関節部に損傷を与えないよう緻密な注意が必要です。

えらと下顎骨の発達の度合いで外版の削りだけで良いのか、えらの部分をきちんと切る必要があるのかを判断します。
バンテージによる固定は3日間ほどです。下顎骨の手術は出血しやすく、血腫(手術の後に出血し溜まること)が生ずると感染しやすいという特徴があります。出血のコントロールとドレナージが重要です。
手術は口腔内2-3ヶ月で徐々に安定するため大きな手術の割には気づかれない事が多いようです。

     



ほほと、えら、したあごのバランス(頬骨、下顎骨の修正)

口唇部は上顎、下顎、歯槽骨の発達の状態により様々な輪郭が形作られ、また手術の方法が異なるので正確な診断を必要とします。

オトガイ部は正常でも歯槽骨が前方へ突出している場合(上、あるいは下顎前突症)は口を閉じるとオトガイ部の筋肉が緊張し梅干しのようになります。この状態は他人に不機嫌な印象を与えやすい事や、鼻唇溝部から上口唇にかけて盛り上がり野卑(やひ)な感じを表すと言う方もいます。

改善の手術は歯槽骨の分節骨切りを行い歯の角度と突出を調整します。具体的には小臼歯を左右1本ずつ抜歯し、その隙間に前歯、犬歯、時に小臼歯をまとめて移動させます。(セットバックと呼ばれる手術です。)上顎、あるいは下顎のみ、時に上顎と下顎を同時に受動させます。

手術は全身麻酔下、口腔内から行い、受動した歯牙の両端部を3ヶ月間固定します。動かす幅によっては隙間が出来ることもあり、この場合は術後に矯正を必要とします。セットバック手術の最大の欠点は下げすぎる事です。特に、上顎で必要以上に下げると口唇がうすく鼻唇溝部が貧弱になり老けて見えます。従って歯を受動する手術に関する限りは矯正科の医師と協力し手術前に咬合の状態、レントゲンでの分析、手術後の管理をきちんと行う事が重要です。

     


出っ歯を手術でなおすとは(上/下顎前突症の修正)

オトガイ部(頤部)は下顎の真ん中に当たる部分で歯槽骨との関係が重要です。

・オトガイ部が大きい場合
女性でオトガイ部が大きいと男性的な印象を与えるため、幅を細くしたり、短くする事で女性らしい輪郭を作ることになります。正面から見た場合はオトガイの幅と曲線、横顔では鼻先と顎の先端を結んだ線(E−ライン)から唇が出ないようにします。手術は水平骨切り術で幅を狭めるか、輪郭部を削り形を整えます。

・オトガイが小さい場合
オトガイが小さいと唇の突出が強調されます。歯槽骨との関係が正常であれば、シリコンインプラントを使用する施設が多いのですが、インプラントとの境界が目立つことがあり、不自然に見えることがあります。ハイドロキシアパタイトは骨の成分を材料にした素材で、長期の安定性はありますが、これも固定や使用方法に工夫が必要です。オトガイが小さくてかつ後退している場合は水平骨切り術を行い前方移動と骨移植を行います。
 

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